一握の砂 握れば指の間より落つのは外れ馬券

先週は雨の菊花賞。不良馬場との発表だったが、その上にもう一つ極悪というランクを作ってほしいといつも思う。ロジユニヴァースやオルフェーヴルが勝った時のダービーの馬場って不良なんて言葉じゃおさまらないくらい悪かったもの。三冠レースのラスト一冠はまさにその極悪馬場で争われた。3連単のフォーメーション専門に馬券を買っており、勝つのはデムーロのキセキか、ルメールのアルアインと予想。しかし上位人気ばかりで決まるとは思えなかったので、2、3着には穴っぽい馬を置いた。かねてからここで!と決めていたのが和田騎乗の芦毛ポポカテペトル。長距離中心に使われていて好感を持っていた。とはいえそれより何より決め手はその名前。お気に入りの小説に登場する、悲恋伝説があるメキシコの火山の名前で、デビュー当時から気になって仕方なかった。それに和田はオペラオーのころから応援しているジョッキーで、オペラオーとアルナスラインで菊花賞2着が2回ある。

そしてもう一頭気になっていたのが藤岡佑介騎乗のクリンチャー。藤岡兄は京都コース得意だし、何より内枠で、昔超人気薄で連対したフローテーションとだぶった。素直にこの2頭プラス最初から決めていたサトノアーサー、ダンビュライトを2着に置けばよかったのに、締め切り直前なぜか日刊紙の小さいコラムを読んでしまい・・・そこで推奨していたダービー4着のマイスタイルに浮気心が騒ぎ、結果クリンチャーを3着欄に降格させてしまったのだ。3着欄には他の馬も待機していたので、全頭を2着欄に置く金銭的・精神的余裕はなかった。その前の週、PATの振り込み口座の残高21円という情けない事態に陥ったので菊花賞の前に増資したものの、あまりに外れ続ける予想にもう自信が持てず、弱気になったのだ。直線で積極的なレースをしたクリンチャーにキセキが迫り、ポポカテペトルの姿を認めたときは確勝気分。でもゴールの瞬間、肉眼でわかったー2着は4番・クリンチャーだと。ハナ差の勝負で見間違えるのは100回に1回くらいしかない。果たして私の眼は正しかった。何せクラシックだし、とりたかったー菊花賞。確定して配当を見て更なるショック。つきすぎだ~。2,30万ならあきらめもつくが、1番人気が勝って3連単50万超えるとはー魔が差して大魚を逃した。運がない、勝負弱い( ;´Д`)馬券はいつもPATで購入して、勝馬投票券には縁がないのだが、外すといつも啄木の歌を思い出すー一握の馬券ーいのちなき 馬券のかなしさよ さらさらと 握れば指のあひだより落つ、だ。仮想空間で、55万をかすめた馬券がはらはらと風に舞うイメージ。明日は落ちない馬券を買いたいー古馬の頂上決戦・天皇賞・秋、悔いのない予想をして楽しみたい。そう、外れても悔いなきようにね!

 

 

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