愛すれど哀しく―フランスには2種類の”ヒモ”がいる

こちらもGyaoでのめぐり逢い。なんだかベタなタイトルに、どんな話なのだろうとクレジットを見ていると、原作はBubu de Montparnasseとあり、古い友人に久しぶりに出会ったような懐かしい思いでいっぱいになった。学生時代、20世紀フランス文学という授業をとっていて、その中でルイ・フィリップのこの小説を紹介されたのだ。教授曰く、フランスにはヒモにも2種類あって、年上の金持ち女性に可愛がられる若い男がジゴロ、若い女を働かせて上がりをせしめるのがマクロー(鯖)ということだった。洋の東西を問わず、なぜ鯖のたとえっていい意味に使われないのか。この作品に登場するのはマクローとその女。舞台をイタリアに置き換えていた。ヴィスコンティ作品でもおなじみのピエロ・トージによる衣裳が素敵。ポスターにも使われている、女の子のボーダー柄のサイハイタイツなんか今でもおしゃれ。(ほかにも見どころは色々あったのだろうが、ワイン片手に見たのであまり覚えていない( 一一) 何よりも、ジゴロとマクローのエピソードを思い出させてくれたことに感謝、な映画。

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